ＳＮＳのトラブル防ぐには　土佐清水市の児童が使い方学ぶ

2024.02.05 05:00

ＳＮＳのトラブル防ぐには　土佐清水市の児童が使い方学ぶ

高知新聞社

ＳＮＳの安全な使い方を標語などで学ぶ子どもたち（土佐清水市幸町の清水小学校）

　交流(こうりゅう)サイト（ＳＮＳ）の安全(あんぜん)な使(つか)い方(かた)を学(まな)ぶ授業(じゅぎょう)が１月(がつ)３１日(にち)、土佐清水(とさしみず)市(し)の清水(しみず)小学校(しょうがっこう)で行(おこな)われ、清水(しみず)小(しょう)の６年生(ねんせい)約(やく)５０人(にん)とオンラインで参加(さんか)した市内(しない)５校(こう)の５、６年生(ねんせい)計約(けいやく)３０人(にん)が理解(りかい)を深(ふか)めました。

　土佐清水(とさしみず)地区(ちく)少年(しょうねん)警察(けいさつ)ボランティア協会(きょうかい)が主催(しゅさい)。中村(なかむら)署(しょ)や土佐清水市(とさしみずし)教育(きょういく)委員会(いいんかい)などが協力(きょうりょく)しました。

　中村(なかむら)署員(しょいん)は「ＳＮＳに写真(しゃしん)をのせると、悪用(あくよう)しようとする人(ひと)や不審者(ふしんしゃ)に居場所(いばしょ)が知(し)られ、最悪(さいあく)の場合(ばあい)は連(つ)れ去(さ)られることもある」と注意(ちゅうい)を呼(よ)びかけました。ボランティア協会(きょうかい)のメンバーはトラブル防止(ぼうし)へ、あやしいサイトに入(はい)らない▽悪口(わるくち)を書(か)かない▽ささいなことでも大人(おとな)に相談(そうだん)する―ことなどを、標語(ひょうご)を交(まじ)えて訴(うった)えました。

　高知(こうち)市(し)の写真家(しゃしんか)、富永()有紀()美()さんによる個人(こじん)情報(じょうほう)をのせない写真(しゃしん)の撮(と)り方(かた)教室(きょうしつ)も開(ひら)かれました。写真(しゃしん)に写(うつ)りこんだ第三者(だいさんしゃ)は、トリミングすることなどを教(おそ)わりました。

　清水(しみず)小(しょう)の松下()修三()さん（１２）は「ＳＮＳにはいろいろな人(ひと)がいて、悪用(あくよう)する人(ひと)もいることを知(し)った。将来(しょうらい)、使(つか)う時(とき)は気(き)をつけたい」と話(はな)していました。

特集読もっか読もっかニュース