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2024.01.25 18:23

イラン、拿捕船解放に協力を表明 日本とフーシ派の仲介も

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 日本メディアと会見するイラン外務省のキャンアニ報道官=24日、テヘラン(共同)

 【テヘラン共同】イラン外務省のキャンアニ報道官は24日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が昨年11月に拿捕した日本郵船運航の貨物船について「解決可能だ。イランと日本の良好な関係に基づいて協力する用意がある」と語った。イランの仲介で日本とフーシ派の直接対話も可能との認識も示した。首都テヘランで共同通信を含む日本メディアと会見した。


 フーシ派は、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラム組織ハマスに連帯を示し、昨年11月半ばから紅海などでイスラエル関連と見なす船舶などへの攻撃を繰り返している。イランはフーシ派を軍事、財政両面で支援する一方、日本とは伝統的な友好国。フーシ派に拘束されたままのフィリピン人ら乗組員の解放などに向け、仲介に意欲を示した形だ。


 フーシ派の攻撃を巡っては、米国が昨年12月、多国籍部隊を組んで共同パトロールを開始。今月に入り、米英軍がフーシ派拠点への攻撃を始めた。キャンアニ氏は、こうした動きは「地域の安全保障に役立たない」と非難し、米国に自制を呼びかけた。

(c)KYODONEWS

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