現場血痕と男のＤＮＡ一致　足立の夫婦遺棄「女に頼まれた」

2024.01.24 17:49

現場血痕と男のＤＮＡ一致　足立の夫婦遺棄「女に頼まれた」

高知新聞社

　東京都足立区の住宅床下で夫婦の遺体が見つかり、死体遺棄容疑でフィリピン国籍の男女が逮捕された事件で、現場にあった血痕のＤＮＡ型が男のものと一致したことが２４日、捜査関係者への取材で分かった。男が「女から依頼され手伝った」と供述したことも判明。手を骨折しており、警視庁千住署捜査本部は夫婦を襲った際に負傷した疑いがあるとみて調べる。

　遺体発見から２５日で１週間。女は夫婦の３０代の長男に借金があり、長男が警視庁に金銭トラブルを相談していたことが分かっている。捜査本部は２人が死亡の経緯を知っているとみて調べる。

　捜査本部は２４日、モラレス容疑者宅を家宅捜索した。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会