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2024.01.10 14:23

公安捜査違法、都と国控訴 起訴取り消し、社長側も

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 生物兵器製造に転用可能な装置を無許可で輸出したとする外為法違反罪などに問われ、後に起訴を取り消された横浜市都筑区の「大川原化工機」の大川原正明社長(74)らが東京都と国に損害賠償を求めた訴訟で、都側と国側は10日、逮捕や起訴は違法だと認定し、計約1億6千万円の支払いを命じた東京地裁判決を不服として控訴した。社長側も控訴した。


 昨年12月27日の判決は、大川原社長ら3人に対する警視庁公安部の逮捕を「根拠が欠如していた」と指摘。東京地検の起訴も「必要な捜査を尽くさなかった」として、いずれも違法と判断した。訴訟の審理では、出廷した公安部員が事件を「捏造」と証言する異例の経過をたどった。

(c)KYODONEWS

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