2024.01.01 15:50
よさこいを世界の共通語に ドリーム夜さ来い祭りグローバル振興財団理事長・扇谷ちさとさん、東京で奮闘
昨年の「ドリーム夜さ来い祭り」で参加者と一緒によさこいを踊る扇谷ちさとさん(写真はいずれも東京・お台場)
四国各県の魅力を東京から発信する人がいる。染め物や音楽、映像、芸能を通じて、古里の特産物や歴史、文化を国内外に広く知ってもらおうと奮闘する高知県関係者を紹介する。
東京・お台場にシャン、シャンと小気味よい鳴子の音が響く。昨年11月に開かれた「ドリーム夜さ来い祭り」。主催団体の理事長を務める扇谷(せんたに)ちさとさん(61)=東京都港区、高知市出身=は、「高知で生まれたよさこいを東京で育て、世界に広げたい」と奮闘している。
扇谷さんは小さいころから歌や踊りが大好きで、商店街の子どもチームでよさこい祭りに参加していた。
19歳でダンススタジオを主宰してからは、150人を超える踊り子を率いて祭りへの出場を重ねた。27歳で上京し、結婚後はよさこいとは離れていたが、ふとしたきっかけで再び出合う。
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