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2023.11.07 06:39

人道目的の戦闘中断、検討可能 イスラエル、ハマス包囲網狭める

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 6日、イスラエル南部からガザ地区に向けて砲撃するイスラエル軍(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、人道目的の「戦術上のわずかな中断」は状況次第で検討可能だとの認識を表明した。6日の米ABCテレビのインタビューで語った。ただ、ハマスが拘束する人質の解放なくして「停戦はない」と改めて強調した。


 ハマスの奇襲で戦闘が始まって7日で1カ月。軍は地上侵攻でガザ地区を南北に分断し、ハマスの中核拠点とみるガザ市の包囲網を狭め、空爆を続けた。中東メディアは、北部ガザ市の地区最大級のシファ病院(700床)に6日、攻撃があり死傷者が出たと伝えた。軍は病院地下にハマスの拠点があるとし、地上部隊を2~3キロ手前まで進軍させている。イスラエル軍は攻撃を否定した。


 ネタニヤフ氏は、戦闘後に「イスラエルがガザの安全保障全般の責任を無期限に持つ」と語った。具体的説明はなかった。


 国連安全保障理事会は6日、非公開の緊急会合を開き、フランスが「人道的休戦」の要請を主張したが、意見はまとまらなかった。

(c)KYODONEWS

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