東京２３区マンション１億円超え　上半期、超高額物件が押し上げ

2023.10.18 16:51

東京２３区マンション１億円超え　上半期、超高額物件が押し上げ

高知新聞社

　都内の町並み

　不動産経済研究所が１８日発表した２０２３年度上半期（４～９月）の新築マンション１戸当たりの平均価格は、東京２３区で前年同期比３６・１％高い１億５７２万円となり、１９７３年の調査開始以来、上半期として過去最高だった。１億円を超えるのは初めて。工事費の高止まりに加え、超高額物件の発売が価格を押し上げた。

　首都圏（１都３県）も２３・７％高い７８３６万円で過去最高だった。地域別では、２３区を除く東京が６・１％高い５４８８万円、神奈川が５・４％高い５７７１万円、埼玉が１２・１％安い４９５８万円、千葉が７・７％高い４７６９万円だった。

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