アンパンマン誕生５０年　「ほんとうの正義」今も伝える　高知県香美市で記念企画展も

2023.09.27 08:37

アンパンマン誕生５０年　「ほんとうの正義」今も伝える　高知県香美市で記念企画展も

高知新聞社

アンパンマンの巨大像に笑顔の家族連れ。誕生から５０年、世代を超えて多くの人に愛され続けている＝香美市香北町美良布の市立やなせたかし記念館（（ｃ）やなせたかし（ｃ）やなせたかし／フレーベル館・ＴＭＳ・ＮＴＶ）

　愛され続けて半世紀―。高知県出身の漫画家、故やなせたかしさんが生み出した国民的キャラクター「アンパンマン」が絵本で初めて刊行されてから、１０月で５０周年になる。おなかをすかせた人に自分の顔を食べさせる正義のヒーローは、今も昔も変わらずに、献身の心を子どもたちに伝え続けている。

　広い砂漠の真ん中。空腹で苦しんでいる旅人の前に現れたのは、ぼろぼろのマントをまとった「あんぱんまん」。西の空から飛んできて、地面に手をついて頭を差し出した。「さあ、ぼくの　かおを　たべなさい」
…

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

今すぐ登録する

ログイン

やなせたかしさん関連記事一覧

高知のニュース香美市催事・イベントアンパンマン