ろ過したプールの水をアルファ米に　蓮池小6年生ら防災体験　土佐市

2023.09.04 05:00

ろ過したプールの水をアルファ米に　蓮池小6年生ら防災体験　土佐市

高知新聞社

浄水機を使ってプールの水をろ過する児童たち（土佐市の蓮池小学校）

　土佐(とさ)市(し)蓮池(はすいけ)の蓮池(はすいけ)小学校(しょうがっこう)６年(ねん)とその保護者(ほごしゃ)ら約(やく)５０人(にん)が８月(がつ)２７日(にち)、浄水機(じょうすいき)でろ過(か)したプールの水(みず)をアルファ米(まい)に入(い)れて食(た)べるなど、地震(じしん)が起(お)きた時(とき)の避難(ひなん)場所(ばしょ)での過(す)ごし方(かた)について学(まな)びました。

　プールサイドに集(あつ)まった参加者(さんかしゃ)は、蓮池(はすいけ)小(しょう)に備(そな)え付(つ)けられた浄水機(じょうすいき)で、緑(みどり)ににごったプールの水(みず)がきれいになっていく様子(ようす)を見(み)ました。「こんなきたない水(みず)が飲(の)めるようになる？」とおどろきながら、アルファ米(まい)に入(い)れて食(た)べました。

　子(こ)どもたちは防災(ぼうさい)倉庫(そうこ)に保管(ほかん)されている備蓄(びちく)品(ひん)もチェック。体育館(たいいくかん)で、空間(くうかん)を仕切(しき)るパーティションやベッドの組(く)み立(た)ても体験(たいけん)しました。矢野()心()絆()さん（１１）は「浄水機(じょうすいき)はすごいと思(おも)った。（アルファ米(まい)も）ふつうにおいしかった。もし避難(ひなん)することがあれば、周(まわ)りの人(ひと)に『ご飯(はん)は困(こま)らないよ』と伝(つた)えられる経験(けいけん)ができたし、いい勉強(べんきょう)になった」と話(はな)していました。

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