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2023.08.16 08:34

「物言わぬ語り部」戦争遺跡を3Dデータで保存 360度観察でき、立体模型で復元も 高知県内

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3Dデータ化された南国市の掩体。パソコン画面上で360度から観察できる

3Dデータ化された南国市の掩体。パソコン画面上で360度から観察できる

3Dデータを基に再現された鬼ケ岩屋洞穴の模型(香南市の市文化財センター)

3Dデータを基に再現された鬼ケ岩屋洞穴の模型(香南市の市文化財センター)

宿毛市の鵜来島山頂に残る砲台跡の3D画像(タカチ測建提供)

宿毛市の鵜来島山頂に残る砲台跡の3D画像(タカチ測建提供)

 高知県内に残る戦争遺跡を3Dデータにして保存、公開する動きが徐々に広がっている。360度観察でき、立体模型として復元もできるのが利点だ。戦後78年。「物言わぬ語り部」にも風化の波が迫っており、官民の関係者が「原形をとどめているうちに」と記録を進めている。

 パソコン画面の中。青々とした水田地帯にアーチ形の黒い構造物が立つ。南国市前浜に残る軍用機の格納庫、掩体(えんたい)。…

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