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2023.08.08 18:39

「よさこい祭り」17会場はこちら!担当記者のお薦めポイントも紹介 〈高知 よさこい 2023〉

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 「第70回よさこい祭り」が2023年8月9、10、11、12日、高知市内で開催されます。17会場の概要と本紙よさこい担当記者のお薦めポイントをまとめて紹介します。

【会場】追手筋、帯屋町、京町、中央公園、高知城、万々、上町、旭、高知駅前、はりまや橋、秦、柳町、菜園場、愛宕、升形、梅ノ辻

【今年初めて開催される会場】高知大

 開始時間は会場ごとに違いますが、おおむね昼頃からスタートします。各会場を詳しくご紹介します。

■追手筋(おうてすじ)
住所:高知市追手筋2丁目(追手前高校前~土佐女子中高校前)
長さ:350メートル
時間:10、11、12日午後1時15分~9時半
桟敷席:全席指定2000円(当日2500円)。車いすエリア1000円。10、11日昼の部午後1時15分~4時55分。夜の部午後5時35分~9時半。12日昼の部午後1時15分~5時15分。夜の部午後5時45分~9時半。
アクセス:とさでん交通「大橋通」電停から北へ約240メートル
お薦めポイント:有料桟敷席で座って快適に見られます。演舞のタイムテーブルも決まっているので、お目当てのチームに確実に会えます。厳しい日差しを避けるパラソル席(特別観覧エリア)が今年初めて設けられました。よさこいのシンボル的な会場です。
桟敷席の問い合わせ:高知市観光協会(088・823・4016)

■帯屋町(おびやまち)
住所:高知市帯屋町2~1丁目の帯屋町商店街
長さ:550メートル
時間:10、11日午前11時~午後10時。12日午後1時15分~10時
アクセス:踊り開始位置までは、とさでん交通「大橋通」電停から北へ約130メートル
お薦めポイント:高知で一番大きいアーケードに爆音が響きわたり、足元が重低音でずんずん震えます。手が届きそうな距離を踊り子が通過していく様子は迫力満点。屋根付きな上、各店が心意気で冷房を効かせてくださっているので、他の会場と比べ涼しいです。

■京町(きょうまち)
住所:高知市はりまや町1丁目の京町商店街
長さ:120メートル
時間:午後0時半~10時
アクセス:とさでん交通「はりまや橋」電停から北へ歩いてすぐ
お薦めポイント:帯屋町から中央公園に移動中のチームが踊ります。中には踊らず歩いて通るチームもあり、帯屋町ほど立て続けに見ると疲れてしまう…という人にとっては、のんびり鑑賞できる穴場です。商店街入り口には土産物店や昔ながらの喫茶店がありますので、休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■中央公園
住所:高知市帯屋町1丁目11
長さ:舞台形式。各チームが1曲分踊ります
時間:9日午後6時~9時半。10、11日午前11時半~10時。12日午後1時15分~10時
アクセス:とさでん交通「堀詰」電停から歩いてすぐ
お薦めポイント:よさこいは前に進む「流し踊り」がメインですが、中央公園ではステージ踊りが楽しめます。特に衣装にギミック(仕掛け)のあるチームは、ステージで見ると一層華やか。袖の仕掛けや色チェンジの演出を真正面から堪能でき、ショーを見ている気分で楽しめます。

■高知城
住所:高知市丸ノ内1丁目2―1
長さ:舞台形式。各チームが1曲分踊ります
時間:10、11日午後0時半~9時半。12日午後1時15分~10時
アクセス:とさでん交通「高知城前」電停から北へ約240メートル
お薦めポイント:追手門を入ってすぐステージがあります。演舞後の踊り子がステージ裏などに集合するので、「良かったよ~!」と話し掛けに行きやすい会場です。少し離れた場所に木陰があり、爆音に疲れた時にはぴったり。一息つきつつ、ぼーっと祭り気分に浸ることができます。

■万々(まま)
住所:高知市南万々~中万々の万々商店街
長さ:約400メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:JR円行寺口駅から北へ約140メートル
お薦めポイント:街自体の素朴な雰囲気が魅力。病院やお店が軒を並べる日常の風景と、よさこいがつくる非日常の対比が、「祭りっていいな」という気持ちにさせてくれます。距離が長いので、踊り子たちも気合を入れて踊り抜きます。エリアによっては比較的すいていて、ゆったり観覧できます。

■上町(かみまち)
住所:高知市上町5~3丁目
長さ:約240メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:とさでん交通「上町5丁目」「上町4丁目」電停から歩いてすぐ
お薦めポイント: 国道沿いの歩道を使った会場です。すぐ横の車道をバスや路面電車が通り、「街×祭り」感は一番強いかもしれません。踊り子と観客の距離はトップクラスの近さで、知り合いを見つけて「○○ちゃん!」と手を振りやすいアットホームさがあります。

■旭(あさひ)
住所:高知市旭町3丁目94、イオン高知旭町店前
長さ:約150メートル(回遊型)
時間:午後0時半~9時半
アクセス:とさでん交通「旭町3丁目」電停から歩いてすぐ
お薦めポイント:イオン高知旭町店に併設されています。同店は1978年、「ニチイ高知ショッピングデパート」として開店し、平成になってしばらくは「高知サティ」でした。店舗にはどことなく昭和の香りが残り、よさこいにレトロな空気をまとわせます。子ども会など、のびのび楽しんで踊っているチームに出会いやすい会場です。

■高知駅前
住所:高知市北本町2丁目(とさてらす南側の広場)
長さ:90メートル(回遊型)
時間:午後0時半~9時半
アクセス:JR高知駅から歩いてすぐ
お薦めポイント:坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の三志士像近くで迫力の演舞が楽しめます。高知駅併設の会場なので、土産物屋やカフェ、コンビニが近く、コインロッカーもあって便利です。すぐ北に高知観光情報発信館「とさてらす」があり、観光スポットや旬のグルメ、特産品の情報を見ることができます。

■はりまや橋
住所:高知市はりまや橋1丁目のはりまや橋商店街
長さ:約130メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:とさでん交通「はりまや橋」電停から北東へ約150メートル
お薦めポイント:県産木材で作ったアーケードが雰囲気たっぷり。以前は「中種商店街」と呼ばれていました。踊り子との距離は上町会場と肩を並べる近さです。東向きに通り抜けると「高知よさこい情報交流館」があり、歴代のポスターや衣装を見比べることができます。

■秦(はだ)
住所:高知市秦南町1丁目4―8、イオンモール高知(本館東側の駐車場に演舞場を設置)
長さ:200メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:JR高知駅北口バスターミナルからバスで約10分
お薦めポイント:イオンモール高知の駐車場に開設されています。同店は県内一の大型量販店で、店内に多目的トイレやベビールームが充実し、冷房が効いたフードコートは四国最大級の広さ。暑さに疲れても休憩が取りやすく、子ども連れやお年寄りに優しい会場です。

■柳町(やなぎまち)
住所:高知市帯屋町1丁目~追手筋1丁目
長さ:約400メートル
時間:11日のみ午後5時半~9時半。地元チーム限定です
アクセス:とさでん交通「堀詰」電停から北へ約270メートル
お薦めポイント:柳町は飲み屋さんが並ぶ細道。演舞は11日の夜のみで、近隣に縁があるチームだけが事前エントリーして踊ります。にぎやかに通り抜ける踊り子をお店の人たちが盛り上げ、カオスな空気が漂います。「やっぱり、よさこいはこうじゃないと」と膝を打ちたくなる、唯一無二の会場です。

■菜園場(さえんば)
住所:高知市菜園場町の菜園場商店街
長さ:300メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:とさでん交通「菜園場町」電停から北へ歩いてすぐ
お勧めポイント:路面電車の菜園場電停からすぐ北の会場。踊り子には長すぎず、短すぎずの約300メートルの長さ。道の両側にアーケードがあるので直射日光を避けられ、踊りをゆっくり眺めることができます。昔ながらのパン、お総菜、生花店の他、最近できたカフェやケーキ屋、ゲストハウスも軒を連ね、何か食べたり、飲みながら見るのにはもってこい。

■升形(ますがた)
住所:高知市升形の升形商店街
長さ:150メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:とさでん交通「枡形」電停から北へ歩いてすぐ
お勧めポイント:虹を架けたようなアーケードゲートが入り口。全長150メートルと距離は短いが、幅は12メートルと広く、道路いっぱいに伸び伸び踊る姿は圧巻です。両サイドに日よけのアーケードがあるのもうれしい。近くにうどん屋など飲食店があり、疲れた時はこちらで休んでみて。11日は午後9時から総踊りが繰り広げられる。観客の飛び入り参加もOK。

■愛宕(あたご)
住所:高知市愛宕町1丁目の愛宕商店街
長さ:500メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:JR高知駅から西へ徒歩8分
お勧めポイント:踊り子にはとにかく長い、しんどいと有名な競演場。500メートルという長さに負けまいと気合の入った踊り子たちの姿が見られます。アーケードもある上、少しでも涼しく踊れるようにと車道の一部に日光の赤外線を反射する塗料を使った遮熱舗装が施されています。お祭りでもバスが通常通り運行。バスが通るたびに踊り子が踊りを中断して待機する光景はユニーク。観客と踊り子との距離も近く、踊り子に向けてうちわであおいであげて。

■梅ノ辻(うめのつじ)
住所:高知市梅ノ辻
長さ:200メートル
時間:午後0時半~9時半
アクセス:とさでん交通「梅の辻」電停から歩いてすぐ
お勧めポイント:土佐高校と潮江中学校の間の道を電車通りまで踊る会場。「梅ノ辻競演場」のピンクの看板が目印です。中心部から少し離れた場所のため、比較的すいており、ゆったりした感じで楽しめます。筆山の緑を背景に、万国旗がはためく会場はどこか懐かしい雰囲気。道の幅が広く、少しカーブした競演場のため、踊り子の隊列が遠くから美しく見えます。

■高知大(こうちだい)
住所:高知市曙町2丁目(朝倉キャンパス)
長さ:110メートル
時間:午前10時~正午
アクセス:とさでん交通「朝倉(高知大学前)」、JR土讃線「朝倉駅」から歩いてすぐ
お勧めポイント:多くの「よさこい人」を育てた高知大学。創立75周年記念事業で演舞場として名乗り出ました。ワシントンヤシがそびえ立つ南北を貫くメインストリート。高知大出身者、卒業者、朝倉に支社があるチームなど計23チームが2日間の午前中のみ踊ります。よさこいの他の会場は午後から始まるので、暑さを避けて午前中に見たい方にお勧め。高知市の人気絵本作家、柴田ケイコさんデザインのオリジナルうちわも来場者にプレゼントされます。

高知のニュース 高知市 WEB限定 よさこい祭り

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