りぼん de yosakoi 「結心」―２０２４よさこい祭り全チーム紹介

2024.07.03 09:51

りぼん de yosakoi 「結心」―２０２４よさこい祭り全チーム紹介

高知新聞社

２０２３年

◆チーム名／出場回数／都道府県／踊り子数
りぼん　ｄｅ　ｙｏｓａｋｏｉ「結心」（ゆいこころ）、３回、高知市、１１４人

◆どんな人たちが踊りゆうが？
　「りぼんウェディング」が母体のチーム。会社の関係者２割、お客さんが２割、一般の参加が6割。お客さんは結婚式の打ち合わせや相談の時に誘われて参加した人たち。年齢層は20代が多く、男女比は２：８。ブライダル会社ということもあって、毎年「結婚」をテーマにした演舞を披露しています。新郎隊、新婦隊、留袖隊の３隊がいるのも特徴的です。

２０２３年

◆今年は何をやるが？
テーマは「婚儀祝宴　最終章お色直し」。江戸時代、将軍と御台所の婚礼で三三九度を交わした瞬間に花嫁だけがバブル期のディスコにタイムスリップ。最初は困惑するも最終的には自由で派手な雰囲気の中、思いっきり踊るというストーリーです。時を駆ける少女ならぬ、時を駆ける花嫁です。
　初めは大奥の廊下を厳かな雰囲気の中歩くイメージで、振りはあるものの、あまり動きはない。「カンカンカン」という鐘の音に合わせ、鳴子を杯に見立てて傾けると一変。ディスコ調の曲に合わせてパラパラ風の踊りが始まり、一気に動きが大きくなって前に進んでいきます。

　衣装は着物とドレスを合わせた形で、江戸と昭和が混在しているデザイン。右側がドレスの袖で、左側が着物の袖。３つの隊で色が異なる。新郎は右が白で、左が黒。新婦が、右が白で左が赤。留め袖が右が白、左が黒。新郎隊の衣装のパンツは袴、上のベストがタキシードです。
　今年から白いベールを小物に。最初、新郎隊と新婦隊が２列になってベールの両端を持って進んだり、１列になって新郎が新婦の背後へ回り、ベールでアーチを掛けたりします。
　ブライダル会社なので、ヘアーメイクには力を入れています。宮田美容室がヘアーメイクを担当し、今年は江戸時代がメインで少し昭和のかわいらしさを入れています。気合いを入れて制作しているので、ぜひ注目を。