2023.05.03 19:00
須賀IZANAI連―2024よさこい祭り全チーム紹介
![2023年撮影](https://images.www.kochinews.co.jp/media/article/649479/images/124ffd15426825bebf51a2155d2d9df08ac146d8.jpg?w=900)
2023年撮影
◆チーム名/出場回数/都道府県/踊り子数
須賀IZANAI連、22回、高知市、100人
◆どんな人たちが踊りゆうが?
現代よさこいの第一人者、国友須賀さん(1953~2011年)の「スガジャズダンススタジオ」のチーム。現在は長男の裕一郎さんが代表。須賀さんは日本舞踊が主流だった鳴子踊りにジャズダンスやストリートダンスといったモダンな手法を取り入れ、90年代後半から日本だけでなく、世界によさこいを広めました。その信念は「無気力、無感動、無責任を踊りで正せ」。思いを引き継ぐ形で全国から踊り子が集まり、須賀さんのメッセージを全身全霊で伝えています。今年は小学1年〜60代、男女比半々。7割が県外の踊り子。世界的ダンサーの菅原小春さんが2019年から飛び入り参加するようになりました。
![ダンサーの菅原小春さん。2022年撮影](https://images.www.kochinews.co.jp/media/article/649479/images/a99813f9e3677070e7f21f15cf2f32c334a6c25a.jpg?w=900)
ダンサーの菅原小春さん。2022年撮影
◆今年は何をやるが?
5年ぶりの新作「MIROKU〜歓喜(かんぎ)〜」をお披露目。プロデューサーは松岡春和さん。須賀さんが振付、演出した「ハレルヤ」(2001年)、「天の祝人(ハフリト)」(02年)からの22年越しの続編です。 日本では「歓喜天」として知られる仏教の守護神がテーマ。あらゆる障害や困難を排除し、「心」の真の姿とされる歓喜天の踊りを通し、人々が内なる神聖な心を取り戻し、人を傷つけない、互いを尊重し合う、本来あるべき姿を思い出し、そして本当の喜びに満たされてほしいと願うと共に「いい世よ来い、いい世さ来い!」との祈りを込めて踊ります。
楽曲は「Trent_KD」 。伝統的な音楽と最新の現代音楽が融合した曲調。須賀さんが生前、吹き込んだあおりや、テーマに沿ったマントラ(祈りの言葉)が楽曲中に収録されています。
振り付けは長男の裕一郎さんを中心に国友歩さん、細川優さんらが共同で制作。「歓喜」というテーマで踊り子一人一人が魂から踊り、やがて心一つになる振付、演出にしています。全国で講習や出張教室を行い、オンラインで練習を積み重ねた踊り子が高知に集結します。
衣装デザインは「ひのはな 」井上雅子さん。衣装制作はマシュール。インドで古代より唱えられている仏教のお経の原点「マントラ」をデザインに取り入れ、マントを左袖と繋いで腕を動かすたびに風を受けて揺らめき、たなびく仕様にしている。鳴子は宮地民芸。須賀さんがこだわった赤をベースに黒バチ、金ラメを施したオリジナル。
![2023年撮影](https://images.www.kochinews.co.jp/media/article/649479/images/41a61db1ebcab4e44d8add1d579f1446b8bbcfee.jpg?w=900)
2023年撮影
![2019年撮影](https://images.www.kochinews.co.jp/media/article/649479/images/6df2e433e975ecb6a76488e5da67a42f479ada9d.jpg?w=900)
2019年撮影
![ダンサーの菅原小春さん。2019年撮影](https://images.www.kochinews.co.jp/media/article/649479/images/38d1e221c259abc0582ccc3f03f0e6c6fdd807f0.jpg?w=900)
ダンサーの菅原小春さん。2019年撮影
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