香川大学よさこい連風華―２０２４よさこい祭り全チーム紹介

2023.05.03 19:00

香川大学よさこい連風華―２０２４よさこい祭り全チーム紹介

高知新聞社

２０２３年

◆チーム名／出場回数／都道府県／踊り子数
香川大よさこい連風華、５回目、香川県、１１４人

◆どんな人たちが踊りゆうが？
　香川大学の公認サークルで２０１３年に発足した学生チームです。1年生40人、2年生43人、3年生29人の計112人が参加。大学生になり、今しかできない青春を追い求め、全員が熱い気持ちで演舞に取り組んでいます。　毎年、地元香川の祭りや本場の高知よさこいはもちろん、四国を飛び出して、大阪のこいや祭りや京都で行われている龍馬よさこいにも参加しています。毎年演舞を自作し、曲や衣装、振り付けは全てチーム手作りです。今年のチームの目標は「挑め」。１１作目の演舞制作に当たり、新しいことに挑戦し、祭りにたくさん参加することを目指します。

２０２３年

◆今年は何をやるが？
　今年は「輝き満ちる憶(おも)い｣をテーマに「漣舵(サザンカ)』という演舞作品。花言葉は「ひたむきに前に突き進み、困難を打ち砕く」。また、さざんかに当てている最初の漢字の「漣」はさざ波。細かく小さなさざ波の一つ一つを踊り子に見立て、みんなで1つの大きな波を作るとの意味を込めました。さらに「舵」は、「舵を取る」で　自分たちの手で突き進むこと、また今までにとらわれない方向性へ舵を切り、新しい風華を作り出すとの思いを込めています。　曲の中盤で、全員が波のように連鎖し大きな波を表現する振り付けがあります。いままでにない大きい隊列移動になるので、非常に迫力のある演舞にしていきます。音楽の中に、演舞を盛り上げる掛け声を挿入した他、「風(かぜ)華(はな)薫るは風華！｣という入場時の掛け声を組み込み、曲と振りの一体感を意識しています。鮎沢貴秀さんとの共同での作曲。今年は和テイストで波をイメージした楽曲で、三味線と尺八の演奏も入り、迫力があります。　
　衣装はテーマカラーの金色と青緑色を合わせた「金碧珠(きんぺきしゅ)」と、銀をベースに宿毛市のマシュールが制作。演舞の中で衣装替えを何度も行い、より表現豊かにしました。地方車の字の部分は発泡スチロールを使用して、立体感で浮き上がるように工夫しています。完全オリジナルで、こだわりの詰まった地方車を先頭に、今年も学生チームだからできる熱い演舞を披露します。