2023.05.05 08:34
世界リードする研究を エコチル高知ユニットセンターの菅沼成文センター長に聞く
環境省のエコチル調査(子どもの健康と環境に関する全国調査)は、化学物質が子どもの成長に及ぼす影響などを調べる追跡調査です。2011年に始まり、全国から10万組、高知県からは7千組の親子が参加。年2回の質問票に答えています。
連載「ずっと、ぎゅっと!」では、高知の子どもたちの生活に関する基礎データを紹介しています。17年に第1部、20年に第2部を掲載し、今回は第3部。5~7歳のデータを中心に、エコチル調査高知ユニットセンター(高知大学医学部内)からのアドバイスを交えてお届けします。
ずっと、ぎゅっと!第3部 高知のエコチル調査より
2月に開かれた「サイエンスカフェ」でエコチル調査の成果を説明する菅沼成文センター長(高知市内)
エコチル調査は母親の妊娠期から、生まれた子どもの成長を追っていく「出生コホート調査」です。13歳までとされていた調査期間がこのほど、18歳までに延長されることが決まりました。その狙いについて、高知ユニットセンターの菅沼成文センター長に聞きました。
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