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2023.04.10 08:34

【解説】高知県議選 存在意義揺らぐ低投票率 「攻め」の姿勢で改革を

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 高知県議会の新たな37議席が決まった。自民党は現職を含む4人が落選し、会派は過半数の19議席を割り込んだ。共産党は1増の6議席を獲得するなど各党はそれぞれ勢力を拡大・維持。無所属当選者らの動向が注目されるものの、自民が議会運営の主導権を握る構図に大きな変化はない。一方で、無投票は最多の9選挙区となり、残る8選挙区の投票率は41・29%で過去最低を更新。県議会の存在意義が問われる異常事態と言っていい。

 本紙が昨年12月に行った県政世論調査では、県議の活動を「不満」としたのは実に46・4%。この4年間は新型コロナウイルス禍で議員活動が抑制され、県議会と県民の距離感が広がった面は否めない。県政運営はコロナ対応中心の「守り」が軸となり、県議会と執行部、議員間で対立点が際立つ県政課題が浮上する場面も少なかった。…

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