2023.03.12 08:34
おもちゃ美術館開業待ち遠しい!子どもたち楽しくプレ体験 高知県佐川町でキャラバン
木のおもちゃを楽しんだ「おもちゃ美術館」の体験イベント(佐川町の桜座)
おもちゃ美術館は木育などを目的にした施設で、町が加茂地区に整備する「まきのさんの道の駅・佐川」に併設。NPO法人「芸術と遊び創造協会」(東京都)が監修し、町出身の植物学者、牧野富太郎博士にちなんだ木製遊具などを設置する。
体験イベントは、同協会が全国で展開する「木育キャラバン」として開催。会場には200種類以上の木のおもちゃが並んだ。
子どもたちは積み木の高さを競ったり、木のボールプールに寝転がって感触を楽しんだり。ボランティアとドミノ倒しに挑戦した女児(6)は「途中で倒れて難しかったけど、面白かった」と声を弾ませていた。
佐川おもちゃ美術館では五感を刺激するおもちゃをそろえ、多世代交流も目指す。東京おもちゃ美術館の星野太郎副館長(42)は「子どもも大人も創造力を働かせて自由に遊び、心の交流ができる場にしたい」と話している。
体験イベントは12日も、午前10時~午後3時に開催される。(門田朋三)