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2023.03.09 08:35

草花で観光客出迎え クジラ花壇や図鑑風パネル 高知市桂浜4/23まで

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ビオラなどでかたどったクジラ(写真はいずれも高知市浦戸)

ビオラなどでかたどったクジラ(写真はいずれも高知市浦戸)

 高知市浦戸の桂浜公園に観光客を草花で出迎えるスポットが登場した。クジラをかたどった花壇や、植物図鑑を模した草木のパネルなどが設置され、訪れた人は「かわいくて映える!」と、写真を撮っては楽しんでいた。4月23日まで。

植物図鑑をイメージしたスポットで写真に納まる観光客

植物図鑑をイメージしたスポットで写真に納まる観光客

 同公園は商業エリアが約40年ぶりに大幅リニューアルし、3月4日に本格開業した。NHK朝ドラ「らんまん」の放送開始を前に、25日には県の観光博覧会も始まることから、市が「観光客を植物でおもてなししよう」と約2千万円で取り組むことにした。

 園内4カ所に県産のグロリオサやスターチス、牧野富太郎博士ゆかりのバイカオウレンなどを使った造形物を展示しており、本浜には紫や青のビオラで飾り立てた高さ1・9メートル、全長3メートルのクジラがお目見え。8日は作業員5人が仕上げの作業に追われていた。

 花のクジラは30分ごとに高さ2メートルの潮(水)を吹き、見物客は「高知らしいねえ」と目を細めていた。ほかに、坂本龍馬像の前にはユリやキクで波しぶきを表現した花壇も。こちらは2週間ごとに花の種類を変えるという。

 クジラの造形を手掛けた東京の会社「ネバーランド」の宮崎雅代さんは「これからもっと色鮮やかになる。春らんまんの植物アートでハッピーな気持ちになってほしい」と話していた。(浜田悠伽)

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