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2022.12.27 08:45

よさこいで感染は「49人」今夏出場チームでコロナの影響調査 よさこい祭振興会「非常に少ない」

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 よさこい祭振興会は26日、今夏開催された「よさこい鳴子踊り特別演舞」の全チームを対象にしたアンケートで、5チーム49人が「よさこいの活動で新型コロナウイルスに感染した」と回答した、と明らかにした。同振興会は「非常に少ない。各チームで感染防止に努力していただいた結果だ」と説明。ただ、チームが感染状況を十分に把握できていない可能性もあり「数字は不透明なところがある」としている。

 特別演舞は8月10、11日に高知市の追手筋など12会場で行われ、県内外の96チーム6600人が参加。2日間で延べ約31万人の人出があった。アンケートは9月に実施。本番直前に辞退した3チームを含む99チームに質問を配布し、県外の1チームを除く98チームが回答した。

 集計によると、本番の前後を含む8月1~19日に71チーム375人が感染したと回答。内訳は、本番前の8月1~9日125人▽本番中の10、11日16人▽本番後の12~19日234人―だった。

 感染した375人のうち「感染がチーム活動に起因する」と回答したのは5チーム49人で、「密な状態での会話」「大声での声だし」などを要因に挙げた。そのほかの326人は「家庭内、職場、学校など」で感染したと答えたという。

 特別演舞は、県内の新規感染者が連日1400人を超える「第7波」の中で行われた。同じく8月に徳島市で開催された阿波おどりでは、参加した踊り子の約4人に1人に当たる819人が感染したことが、主催した実行委員会のアンケートで分かっている。(浜田悠伽)

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