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2022.12.01 00:09

【動画】高知城をライトアップ!ただのイルミネーションではありません…「Art+ +ひかりの花図鑑」2022年12/2開幕

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ゴッホのひまわりが舞う高知城天守

ゴッホのひまわりが舞う高知城天守


 高知城を光と音楽で彩る「Art+ +高知城 ひかりの花図鑑―牧野富太郎と植物を愛した画家たち―」が、12月2日に始まります。天守や石垣に映し出されるのは、牧野富太郎博士が愛した植物たちと、博士と同じ時代を生きた画家(ゴッホ、モネ、ルノワール)が描いた花々。11月30日に開かれたメディア向け内覧会から、会場の様子を一足お先にご紹介します。

 「日本3大夜城」に数えられ、夜に魅力があるとされる高知城。夜間イベントは毎回大人気で、多くの家族連れやカップルが訪れます。



 今回の「Art+」は、大型映像と立体音響、照明を使って、アート作品を没入感のあるデジタルコンテンツとして表現する催しです。会場のあちこちに牧野博士と縁が深い植物の姿や、同時代の画家たちの作品がデジタルアートとして表現されています。

■生涯で描いた全てのひまわり

入り口の「花手水の階段」

入り口の「花手水の階段」

 会場に近づくと、ドラマチックなBGMが耳に入ってきます。石段には、清らかな水の中をカーネーション風の花がゆったり流れていく映像が投影されています。これは、無料エリアから見られる「花手水の階段」と題したアート。お客さんを出迎え、「花の美術館」の世界に誘います。

二ノ丸階段の「ゴッホの通い路」

二ノ丸階段の「ゴッホの通い路」

 有料エリアは、さらに趣向を凝らして演出されています。二ノ丸に向かう階段の石垣は、無数のひまわりがゆらゆらと漂うアート「ゴッホの通い路」に変身。華やいだ雰囲気で、絵画の中に入り込んでいくような気分を楽しめます。ゴッホが生涯で描いた全てのひまわりが登場するそうです。

二ノ丸のアート。モネの「水の庭」を再現

二ノ丸のアート。モネの「水の庭」を再現

 二ノ丸に上がると、モネの「水の庭」を再現したエリアが用意されています。周囲には涼しげな水音が流れ、足を踏み出すと、まるで水面に波が立つようにアートの光が揺らぐ仕掛けになっています。

■スマホを使って植物採集!

 会場では、スマホを使って植物採集のゲームも楽しめます。参加者は専用のブラウザアプリを起動し、8カ所用意されている植物採集スポットを探します。バイカオウレンやヤマモモなど、牧野博士ゆかりの植物の映像投影を見つけたら、アプリ上で「採集」します。

「植物採集」を楽しむアプリ

「植物採集」を楽しむアプリ

 「採集」した植物は、アプリ上の植物図鑑に登録されます。三ノ丸にある専用のQRコードを読み込むと、大型ディスプレイに自分だけの植物図鑑が映し出され、集めた花々が舞い散る演出映像が楽しめます。

■天守の演出は15分ごと
色とりどりの映像が投影される

色とりどりの映像が投影される

 天守には、ダイナミックな映像と音を使った作品が15分ごとに投影されます。壁一面がカラフルな絵の具に染まったかと思えば、水が降り注ぎ、花びらが風に舞い…。目まぐるしく展開する場面を、映画音楽のように壮大なオリジナルBGMが引き立てます。

 プロジェクトを手掛けた長崎英樹・ゼネラルプロデューサーは「クリエイターが『高知城のために』とモチベーションを上げて作った、高知城でしか見られない作品。没入感のある音響にもこだわった。体感してほしい」と話していました。

■イベント情報

開催期間:2022年12月2日~23年1月29日
営業時間:18:00~21:30(最終入場21:00)

入場料(ウェブ予約の場合)
大人800円/中高生560円/小学生400円/未就学児童無料
こちらのサイトなどから購入できます。

※会場で購入できる当日券の価格は次の通りです。大人1000円/中高生700円/小学生500円/未就学児無料



主催:リョーマの休日キャンペーン推進委員会

(メディア企画部・竹内悠理菜)

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