2022.11.20 08:34
高知県民は鍋好き!「週1で食べる」全国2位、金額も全国上位 ウェザーニューズが調査
イラスト・松本康裕
「ウェザーニューズ」(千葉市)が10月中旬、同社の天気アプリの利用者に尋ねた。
例年、秋冬に鍋料理を食べる頻度を都道府県別に聞いたところ(有効回答1万1262件)、週1回以上と答えた割合の最多は和歌山で54%。高知が51%で2位。山口、広島、大阪と続き、全国平均の40%を上回った都道府県は西日本に多かった。46位は青森24%、47位は沖縄20%だった。
週2回以上食べる割合も和歌山22%、秋田17%に次いで高知が3位の16%となった。水炊き(福岡)やほうとう(山梨)といった名だたる郷土料理のある地域を上回り、全国でも屈指の鍋好きであることがうかがえる。ちなみに全国平均は週2回以上11%、週1回程度29%、月1、2回が43%で、ほとんど食べないと答えた人も17%いた。
自宅で鍋料理にかける費用(有効回答8198件)は全国平均1105円に対し、高知は1443円で3位。1位は山口1475円、2位は島根1473円と、こちらも西日本が高額という結果に。46位は岩手965円、47位は秋田922円だった。
また、鍋を囲むときの役割を尋ねる質問(有効回答1万427件)も。具材を入れる順番などを仕切る「鍋奉行」、火加減の調節役「火消し」、あく取り担当「アク代官」、仕上がりをただ待つ「マチ奉行」から当てはまるものを選んでもらうと、高知は鍋奉行24%で39位。マチ奉行54%と5位となった。
同社によると、気温が18度以下になると過半数の人が鍋料理を食べたくなる、という。(森田千尋)