2022.11.12 08:45
柔らかく、幻想的に「晩秋の竹あかり」 岩本寺で12/4まで 高知県四万十町
高岡郡四万十町の四国霊場37番札所岩本寺(茂串町)で12日、境内や門前を柔らかな照明で照らす「晩秋の竹あかり」=写真=が始まる。12月4日までの午後5~9時。
地域に宿泊する観光客らを楽しませようと、同寺を拠点に町の活性化を目指す一般社団法人しまんと街おこし応援団が初めて企画。観光庁の補助を受け、LEDライトを組み入れた竹や傘、色が変化する球体の明かりなど200個余りを配置した。
色づいたイチョウやモミジ、仏像などが暗闇に浮かび、境内に幻想的な雰囲気を漂わせる。同応援団の石坂俊之代表(80)らは「町内には夜に立ち寄れる場所がほとんどない。岩本寺で夜の散歩や参拝を楽しんでほしい」と話している。
期間中は雨天決行。12日はコーヒー200杯を振る舞い、地域観光についてのアンケートも行う。(小林司)