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2022.11.03 05:00

【牧野博士生誕160年】4月24日の高知新聞を包み込んだ菅原氏の標本写真を販売

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 菅原一剛氏が撮影した牧野博士の標本写真の詳細、購入は特設ページからどうぞ。



 高知新聞社は11月3日から、牧野富太郎博士が採集した桜の標本を撮影した写真家・菅原一剛氏のオリジナルプリントの販売を始めます。作品は博士生誕160年となる今年4月24日付の高知新聞に使われたものです。

 生誕当日の本紙は、博士が採集・配置したセンダイヨシノの桜の標本でラッピングされました。この牧野標本は県立牧野植物園が所蔵しているものです。博士の標本は、的確な採集時期と部位の切り取り、そして標本紙に絶妙なバランスで配置された美しさで知られています。菅原氏は牧野標本に魅了され、同園の許可を得て撮影することができました。

1億5千万画素のデジタルカメラを使って牧野博士の植物標本を撮影する菅原一剛さん (2021年11月、県立牧野植物園)

1億5千万画素のデジタルカメラを使って牧野博士の植物標本を撮影する菅原一剛さん (2021年11月、県立牧野植物園)

 1億5千万画素の高精細なデジタルカメラと高度なライティングによって、80年以上も前の桜が今も生きているような、みずみずしさで蘇りました。植物標本による新たなボタニカル・アートの誕生です。

 販売作品は「ジークレー」と呼ばれる最新の印刷技術を使って高級紙にプリントされたものです。菅原氏の監修でプリントされ、作品に直筆サインが入ります。

 定価は、いずれも額装済みの税込みで、植物標本サイズが12万円、ラッピング紙面サイズが33万円、そして限定特別作品としてピンクプラチナプリント=15点限定=が165万円です。販売代金の10%は牧野博士の顕彰に貢献する団体・プロジェクトに寄付します。

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