2022.11.01 08:28
日々の紙面写真を販売「ウェブ写真館」 未掲載分も 3年ぶり「よさこい」は4000枚
日々のニュース写真が並ぶ「ウェブ写真館」のページ
「ウェブ写真館」は株式会社ニコンシステムのプラットフォームサービス「EPiTaS(エピタス)」を活用して2019年8月に開設。インターネットで注文でき、料金はプリントが2Lサイズ1100円(送料・税込み)、A4サイズ2200円(送料・税込み)で、データのダウンロード購入(1100円)も可能です。
これまで販売してきたのは、県中学野球選手権大会や高知龍馬マラソン、県高校体育大会、全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」などで、時には万単位の写真をネット上の“商品棚”に並べてきました。
一方、新型コロナウイルス拡大でスポーツ大会やイベントの中止が相次ぎ、「ウェブ写真館」を展開できない期間も生じていました。今回、記事併用写真の追加で販売が途切れなくなるほか、これまで高知新聞での窓口対面や電話で受け付けていた併用写真の注文も、オンラインでより手軽になります。
写真選びは、ウェブページ「高知新聞Plus」にある「ウェブ写真館」のバナーから。高岡郡四万十町のアユ火振り漁や、高知市のナシ収穫、須崎市のドラゴンカヌー競漕(きょうそう)会といった季節の風物詩はもとより、「ウツボ愛あふれる料理人」「元銭湯のデッサン教室盛況」などなど、記者が掘り起こしたユニークな“街ダネ”の写真も並びます。
人物が写り込んでいる場合、販売は本人か家族に限定していますが、県内各地の桜風景や花火大会、台風被害などの写真もあります。現在販売しているのは今年4~9月分で、1カ月単位のカテゴリーに150~280枚を収めています。
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今夏、3年ぶりに踊り子が街を彩った「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」。「ウェブ写真館」のラインアップ中、よさこい写真は19年以来、新型コロナ禍で絶えていましたが、今年ようやく「よさこい鳴子踊り」の熱気を捉えた約4千枚を並べることができました。
3年ぶりの販売となったよさこい写真
単一イベントとしては枚数が非常に多くなるため、今回から、50カット前後を収めたカテゴリー一つ一つに「どの会場か」と「分刻みの撮影時間帯」を明記しています。参加チームが躍動した瞬間を振り返りながら、ご自身の写真を探してみてください。(アーカイブ企画部)