2022.10.04 08:33
意地示した先輩、清岡 “南高魂”で栄冠 とちぎ国体レスリング
【成年男子フリースタイル65キロ級決勝】相手の背中を取り8―1とリードを広げる清岡幸大郎=左(栃木県足利市の「FUKAI SQUARE GARDEN 足利」=佐藤邦昭撮影)
<いちご一会とちぎ国体 成年男子フリースタイル65キロ級>3日
アウェーの空気の中でも、清岡は敢然と立ち向かった。地元栃木の期待を一身に背負った上野との決勝。前半でリードされても「最後まで気持ちに揺らぎがなかった」と焦らず、慌てず、技を繰り出し、逆転で2大会連続の頂点をつかんだ。
0―1で迎えた後半の集中力が際立っていた。開始すぐに素早く相手の背後に回り2点を取って逆転すると、逃げる相手の足をしっかりとつかみ、得意のアンクルホールドでローリング。さらに2点を奪って4―1と突き放した。
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