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2022.09.28 08:38

高知ユナイテッドにJ3ライセンス 順位・観客数次第で昇格も

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 サッカーのJリーグは27日、理事会を開き、高知ユナイテッドSCに「J3クラブライセンス」を交付することを決めた。高知Uは高知県初のJリーグ入りへ大きな関門を突破。今季のJFLの成績とホームの観客数次第で、2023年度からJリーグに参入できる。

 高知Uは16年、いずれもJリーグを目指していたアイゴッソ高知と高知Uトラスターが統合して発足。4年目の19年に県勢で初めてJFLに昇格し、今年2月に、Jリーグ正会員に準ずる扱いとなる「Jリーグ百年構想クラブ」に認定されていた。

 JFLからのJリーグ昇格には、今季のJFLで4位以内、かつ「百年構想クラブ」の上位2チームに入ることが必要となる。高知Uはここまで30試合中23試合を終えて、勝ち点33の8位。現在の昇格ラインは、勝ち点39で3位につける奈良クラブ。残り7試合で勝ち点6差を埋められるかが焦点となる。

 観客動員はホーム平均で2千人以上が必要。高知Uの平均観客数は957人で、2千人超えには、残りのホーム3試合(春野陸上競技場2試合、宿毛陸上競技場1試合)で計1万8510人を呼ぶ必要がある。

 J3ライセンスの交付には、Jリーグがスタジアムの整備状況や組織体制などを審査。成績などを加味して、11月の理事会で入会を正式に承認する。

 武政重和社長は「一つの区切りを突破できて胸をなで下ろしている。ホームタウン、スポンサー、サッカー協会、サポーターとともにステップを踏んでいることをあらためて確認できた。今後も観客数の拡大や財政基盤の安定化などに取り組んでいく」としている。(井上真一)

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