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2022.09.15 08:38

佐川高校音楽部が女学校時代の校歌を練習 文化祭などで披露 佐川町

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女学校時代の校歌を練習する佐川高校音楽部の生徒たち(佐川町乙の同校)

女学校時代の校歌を練習する佐川高校音楽部の生徒たち(佐川町乙の同校)

 今年創立100周年を迎えた高知県高岡郡佐川町の佐川高校の音楽部が、同校が女学校だった時代の校歌を練習している。文化祭などで披露する予定で、伝統に思いをはせながら、往時のメロディーを現代に再現する。

 佐川高校は大正時代の1922年、佐川高等女学校として開学。48年に男女共学の新制高校になった。30日の創立100周年記念式典に向け、教員が校内の資料を整理した際、女学校時代の校歌の楽譜を偶然発見。音楽部員9人が今春から練習している。

 歌詞には〈桜の郷(さと)と名にし負う〉〈流れは清し仁淀川〉といった同町周辺の美しい自然などがちりばめられ、爽やかで優しいメロディー。部員たちは歌詞の古風な言い回しに少し苦戦しつつ、練習に励んでいる。

 部長で2年の小崎綾乃さん(17)は「女学校の校歌を聞いたことがない人にも、かつてこんな歌があったという歴史を私たちの歌声とともに届けたい」と張り切っている。

 校歌は10月1日の同校文化祭のほか、創立100周年記念式典(一般出席不可)でも披露する予定。(楠瀬健太)

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