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2022.08.30 08:41

龍馬「生家」 譲渡決まらず JR高知駅前 あす8/31見納め

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解体される坂本龍馬の生家のセット(JR高知駅前の「龍馬伝」幕末志士社中)

解体される坂本龍馬の生家のセット(JR高知駅前の「龍馬伝」幕末志士社中)

 JR高知駅前の「龍馬伝」幕末志士社中に設置されている大河ドラマ「龍馬伝」の生家セットが31日で展示を終了する。県観光コンベンション協会が譲渡先を募っていたが応募がなかった。9月中に解体、撤去される。

 生家セット(床面積374平方メートル)は龍馬伝の放送翌年の2011年に設置され、龍馬や県の魅力PRに一役買ってきた。しかし放送から10年以上がたち、集客効果が下がったことや、来春には朝ドラ「らんまん」の放送が始まることもあり、同社中を新たな観光情報発信拠点としてリニューアルすることになり、セットの取り壊しが決まった。

 このため同協会は観光振興に活用することなどを条件に、7月4日から県内での無償譲渡先(撤去費、移転費などは必要)を公募。企業や自治体から「屋外で設置できるか」「部分譲渡は可能か」といった問い合わせが十数件寄せられていた。

 ただ、譲渡条件として、分割不可▽処分する場合は県知事の承認が必要▽防水処理が施されておらず、屋根がない部分もあるため屋外使用は不適―などとされていたこともあり、申し込み期限の同月25日までに応募がなかったという。

 同協会の岡林秀典専務理事は「屋外設置には適さないことや費用面、活用面で難しかったのかもしれない」。

 セット取り壊しの決定以降も、6月は1日当たり724人、7月は838人、8月は約1200人が訪れているそうで、開設以降で約190万人が訪問。「役割は十分果たしてくれたと思う」と話した。

 生家セットの無料公開は31日午後6時まで。同社中は9月1日から来年3月24日まで改修のため休館する予定。(森田千尋)

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