映画「おきゃく」で製作実行委員会　植野さん「オール高知で作る」

2022.08.27 08:31

映画「おきゃく」で製作実行委員会　植野さん「オール高知で作る」

高知新聞社

　食雑誌「ｄａｎｃｙｕ」編集長で、「土佐のおきゃくＰＲ大使」も務める植野広生さんが発案したドキュメンタリー映画「おきゃく（ＯＫＹＡＫＵ）」の製作実行委員会の初会合が２６日、高知市知寄町２丁目のちより街テラスで開かれた。

　観光、飲食関係者ら約３０人が出席。植野さんは「おきゃくは単なる宴会ではなく、高知の歴史、自然、食材、風土、人を集約した文化。『発信』と『継承』をコンセプトに、オール高知で作る映画を実現したい」と意気込みを語った＝写真。

　映画は本編７０分の予定で、案内役の植野さんの視点で撮影する。出席者からは「季節感を大事に作ってほしい」「県内各地のイベントも押さえた撮影を」といった要望が出ていた。

　広く協賛金を募ることを確認。撮影は新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら進め、２０２４年春か２５年春の「土佐のおきゃく」での完成披露試写会を目指すという。

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