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2022.08.26 05:00

【復刻】軟式野球 全日本春季四国予選 高知5年ぶり全国へ 森木が無安打無得点

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 (2017年11月24日付の記事です)

19三振を奪って無安打無得点試合を達成し、全国切符をつかんだ高知のエース森木(東部球場)

19三振を奪って無安打無得点試合を達成し、全国切符をつかんだ高知のエース森木(東部球場)

 軟式野球の全日本少年春季大会四国予選は23日、東部球場で代表決定戦2試合を行い、高知県代表の高知中は、川東中(愛媛)に6―0で完勝。5年ぶり4度目の全国大会(2018年3月、静岡県)に出場する。高知中のエース森木は19奪三振、与四球1で、ノーヒットノーランを達成した。
 
 森木は切れのあるストレートと鋭い変化球で三振の山を築き、二塁を踏ませず。打線も一回に相手ミスを絡め先制。三回、貞長の内野安打などで3点を加え、五回には貞長のタイムリー中前打、六回には暴投の間に加点した。
 
 もう1試合は、藤井中(香川)が羽ノ浦中(徳島)を下した。

 ▽代表決定戦
 川東中(愛媛) 000 000 0-0
 高知中     103 011 ×-6
 (川)山口―渡辺
 (高)森木―吉岡
 ▽三塁打 乾(高)
 ▽二塁打 川田(高)
 ※高知中・森木大智投手は無安打無得点を達成。投球内容は次の通り。投球数104、三振19、内野ゴロ2、四球1。

森木19K 圧巻の投球
 182センチ、77キロの森木の右腕がうなった。とにかくバットに当てさせない。立ち上がりから5者連続三振。さらに12連続を含め21のアウトのうち19を三振で奪った。

 「無安打無得点は何度か達成しましたが、19奪三振は初めて」と本人が驚く快投。前に飛んだ打球は内野ゴロ二つだけ。浜口監督も「守備を鍛えた成果を披露したかったが、この投球では…」と苦笑するしかなかった。

 この日の森木は制球重視でセットポジションからの投球。重心移動がスムーズになり、指の掛かりもよく「低めの直球が伸びました」。主将の捕手吉岡も「直球で押せたし高低も要求通り。配球を楽しめました」と満足そうに振り返った。

 浜口監督は「2年生主体で臨んだ夏の県選手権での3勝が選手の自信になっている。優勝を目指して鍛えます」と、5年ぶりとなる春の全国大会に向けて気合を込めた。(竹内竜一)

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