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2022.08.26 08:40

本川ジャガイモのシャーベット人気 高知県いの町の直販所 後味すっきり、リピーターも

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本川地域特産のジャガイモを使ったシャーベット (写真はいずれもいの町桑瀬)

本川地域特産のジャガイモを使ったシャーベット (写真はいずれもいの町桑瀬)

 吾川郡いの町桑瀬の本川直販所で、特産のジャガイモを使ったシャーベットがひそかに人気を集めている。「素材の味が生きている」と好評で、愛媛県境に近い山里に通う町外のリピーターも。生産者は「おいしく食べてもらえるとうれしい」「この残暑にぜひ」とアピールしている。

ジャガイモをこす女性たち。力もいる

ジャガイモをこす女性たち。力もいる

 寒暖差の大きい山間部で育った本川地域のジャガイモは形崩れしにくく、甘みや風味が強い。シャーベットは約20年前、県と地元が協力して開発。当時は別の女性が製造して直販所に持ち込んでいたが、2019年以降は岡林瑞子代表(76)ら町の指定管理を受けた地元女性らの組織が作っている。

 ゆでたジャガイモをつぶし、グラニュー糖を混ぜ合わせたシンプルな一品。「甘すぎず後味すっきり」「ジャガイモの味が引き立ってる」と評判が広がるようになり、18年に年間150食程度だった販売数は新型コロナウイルス禍の21年でも400食以上になった。

 一度口にしてファンになる人が多く、土佐市から毎週食べに来る夫妻もいるという。岡林代表は「高齢化で生産者は減りよりますが、なんとか頑張ってます。本川のジャガイモを『おいしい』と思ってくれたらありがたい」と話している。

 税込み200円。直販所は土日祝日のみ午前9時~午後4時半で、地元産のキジを使った弁当や山菜の天ぷらなども販売している。問い合わせは同直販所(088・869・2455)へ。(谷川剛章)

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