2022.03.16 08:44
仁淀川沿い新ログハウスでのんびり...ハンモックにエアコン完備 越知町黒瀬キャンプ場に4棟4月オープン
木のぬくもりを堪能できるログハウスの室内
県産材をふんだんに使ったログハウス(写真はいずれも越知町黒瀬の黒瀬キャンプ場)
同キャンプ場は仁淀川沿いにあり、地元の住民団体「黒瀬報徳会」が町の指定管理者としてログハウスを運営。2011年に中古のログハウス5棟を移設し貸し出していたが、老朽化で雨漏り対策などが課題になっていた。
今回新築したのは、丸太をそのまま生かしたフルログタイプと、柱と柱の間に板を落とし込み土佐しっくいも用いた板倉造りの各2棟。いずれも床面積16平方メートルで、屋外でくつろげるベランダもある。エアコン完備で、ハンモックや簡易ベッドなど、棟ごとに違ったキャンプ用品を備えている。
総事業費は約3千万円で、県の補助金や過疎債を活用。アイビーログ工房(香南市)が建築した。
13日の内覧会では、町職員らが「木の香りがえい」「おしゃれやねえ」。町企画課は「仁淀川を見渡す眺めも最高。4棟とも趣が違うので、多くの人にリピーターになってほしい」と利用を呼び掛けている。
ログハウスは1棟1泊8千円で、4月中旬にオープン。3月末からネット予約を受け付ける予定。(楠瀬健太)