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2022.02.10 08:43

四万十町十和で創業103年...商店「まつした」新装!国際結婚の3代目夫妻奮闘 タイ料理の総菜も

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リニューアルした「ライフショップまつした」を切り盛りする松下洋平さん、シーナーンエーム・ウィモンさん夫妻(四万十町久保川)

リニューアルした「ライフショップまつした」を切り盛りする松下洋平さん、シーナーンエーム・ウィモンさん夫妻(四万十町久保川)


 高岡郡四万十町の十和地域で食料品や日用雑貨などを扱う創業103年の店がこのほど、リニューアルオープンした。高齢化が進む地域の店を国際結婚の夫妻が継いで9年、新たに総菜や輸入酒なども取りそろえ、「より便利で地域の役に立つ店に」と張り切っている。

 1919(大正8)年創業の「ライフショップまつした」(同町久保川)。オーナーの松下洋平さん(35)=土佐清水市出身=は2013年、伯母の嫁ぎ先だった同店に3代目として養子入りし、タイ人の妻、シーナーンエーム・ウィモンさん(35)と切り盛りを始めた。

 大型スーパーやコンビニのない地域とあって、食料品や酒類、文具、洋服、かま、線香など品ぞろえは豊富。店まで来られないお年寄り向けに、週に3日は移動販売も行っている。

 さらに地域のコンビニのような店づくりを進めようとリニューアルを考えた松下さん。大手コンビニ化も検討したが、24時間営業の制約に加え「品ぞろえを自由に工夫できる方が役に立てる」と、現在の形で一層の充実を図ることに決めた。

 県の新事業チャレンジ支援の補助金も受けて店舗を改装。大規模災害時に食糧支援を行っている山崎製パンとも提携し、十和の景色にマッチするようにと、森の緑と土の茶色をあしらったオリジナルカラーの看板を掲げた。

 店内は、車いすの客も通れるよう陳列棚の間隔を広げ、調理の様子が見えるキッチンや休憩スペースを新設。総菜や弁当のほか、タイでコックをしていたウィモンさんの経験を生かし、ガイヤーン(タイ風焼き鳥)やグリーンカレーなども販売する。吾川郡仁淀川町で製造される地ビールや輸入ビール、ワインなど、酒類のラインアップも増やした。

 訪れた住民にはタイ料理の試食を勧めるウィモンさんは「皆が親切にしてくれる。楽しいです」と笑顔。松下さんは「住民はもちろん、観光客にも来てもらえる店にしたい」と意気込んでいる。営業は午前7時半~午後8時で年中無休。(小林司)

高知のニュース 四万十町 街ダネ 新店オープン

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