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2022.02.06 08:39

山里に幸せ招く福寿草 高知県土佐町で見頃

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青空の下、日差しを浴びて輝く福寿草(土佐町東石原)

青空の下、日差しを浴びて輝く福寿草(土佐町東石原)

 土佐郡土佐町の峯石原地区で、「幸せを招く」といわれる福寿草が見頃を迎えている。日差しを浴びて輝く黄色い花に、見物客は「寒くても一生懸命咲く姿を見ると癒やされるねぇ」。まだ雪がちらつく山里でも、春が少しずつ顔をのぞかせている。

 福寿草は同地区の薬師堂周辺の土手などに古くから自生し、近年は住民らが手入れを行っている。2020年からは「福寿草まつり」を開いて見物客をもてなしてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止した。

 「薬師堂・福寿草を守る会」会長の中町幸蔵さん(74)は「日に日にきれいな花が咲きゆう。まつりはなくなったけど、福寿草だけでも見に来てくれれば」と話している。

 中町さんによると、見頃は2月中旬まで。日光が当たって花びらが少しずつ開いていく昼ごろの観賞がおすすめだという。(谷沢丈流)

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