2022.02.06 08:38
立春過ぎの雪化粧「まだまだ寒いねえ」高知県四万十市・佐田沈下橋
雪が舞う四万十川を撮影する観光客(四万十市佐田の佐田沈下橋)
立春を過ぎた5日朝、高知県内は冬型の気圧配置となり、県西部などで降雪を観測した。四万十市の平野部でも風に吹かれて雪が舞い、通行人や観光客が「まだまだ寒いねえ」と空を見上げた。
高知地方気象台によると、5日午前は県内16地点のうち6地点で氷点下を記録。吾川郡いの町の本川では氷点下2・9度を観測した。
四万十市佐田の佐田沈下橋には、雪景色目当ての観光客がちらほら。この日初めて本県を訪れたという鶴田宇宙(そら)さん(22)=福岡市=は「寒くて驚いた。四国で雪が見られるなんて運が良い」と喜び、記念撮影していた。
同気象台によると、県内は6日も引き続き冷え込み、所によっては雪が降る見込みという。(河本真澄)