2021.12.03 08:37
まほろばの夜「竹灯り」照らす 12/4、5、南国市国分でイベント
冬の夜を幻想的に彩った試験点灯(南国市国分)
国分竹灯りの会の主催で8回目。地域に自生する孟宗竹(もうそうちく)を使った冬の風物詩になっている。今年は、四国霊場29番札所国分寺の北約400メートルの民家や空き地など9会場を、800本の竹灯籠や4千個のキャンドルなどで彩る。
11月29日には試験点灯で出来栄えを確認。県産のユリやススキ、流木が飾られた生け花のオブジェや、鮮やかに輝く和傘、水の中に花を浮かべて照らす手水(ちょうず)鉢が並び、美しい光の世界を演出している。
尾木信夫会長(73)は「住民一体で作り上げてきた。訪れた人に和やかな気持ちになってほしい」と話している。午後4時半~9時(最終日は同8時半まで)で、小雨決行。車は国分寺の駐車場へ。(小笠原舞香)