2021.11.12 08:33
高知地検中村支部に放火未遂、98歳被告に減刑判決 「弁償考慮」懲役3年6月に 高松高裁
昨年8月に高知地検中村支部のトイレに放火し建物を燃やそうとしたとして、現住建造物等放火未遂罪に問われた土佐清水市津呂、無職、男性被告(98)の控訴審判決が11日、高松高裁であった。高山光明裁判長は懲役5年とした一審高知地裁の裁判員裁判判決を破棄し、懲役3年6月を言い渡した。
建物への放火の故意性を認めた原判決に対し、被告側は控訴審で「現住建造物等放火の故意は認められない」と事実誤認を主張。量刑不当も訴えていた。…