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2021.11.06 09:05

地熱発電所、原発事故前の4倍に 豊富な資源、「再エネ」で注目

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 秋田県湯沢市の山葵沢地熱発電所=2019年10月(湯沢地熱提供)

 全国の地熱発電所の数が、11年の福島第1原発事故後のおよそ10年間で、4倍に増えたことが6日、火力原子力発電技術協会の統計から分かった。豊富な地下資源を抱えながら開発が停滞していたが、再生可能エネルギーとして再び注目され、建設が進んだ。ただ小規模発電所が多く、全体の発電量は伸び悩んでいる。


 英国でCOP26が開かれ、脱炭素社会実現を迫られる中、日本も再エネ導入の加速化が急務だ。火力や原発に比べ総発電量に占める地熱の割合は極めて小さく、30年までに発電所数を倍増する目標を掲げた。


 統計によると、10年度は20基だった発電所は、19年度に92基に急増した。

(c)KYODONEWS

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