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2021.09.27 08:40

衣装一新し「浦安の舞」奉納  高知県東洋町で甲浦八幡宮秋祭り

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一新された装いで浦安の舞を奉納する甲浦小学校の児童(東洋町河内の甲浦八幡宮)

一新された装いで浦安の舞を奉納する甲浦小学校の児童(東洋町河内の甲浦八幡宮)

 高知県安芸郡東洋町河内の甲浦八幡宮で26日、恒例の秋祭りが開かれた。新型コロナウイルスの影響で2年連続の縮小開催を強いられたものの、伝統の「浦安の舞」の衣装を一新して奉納。集まった人々は気持ちを新たにして、にぎやかな祭りのある日常が戻ってくることを願った。

 同八幡宮での秋祭りは例年、甲浦地区を練り歩くみこしや宵宮の浦安の舞で活気にあふれる。しかし今年は、昨年に引き続いて舞の奉納と神事のみに縮小された。

 そんな苦境にありながらも、関係者は住民の沈んだ気持ちを振り払える祭りにできないかと奔走。経年劣化が進んでいた浦安の舞の装い一新に踏み切ることを決め、「町甲浦浦安の舞保存会」を結成して町の補助金を受け、衣装や扇、鈴などを全て新調した。

 この日の祭りは関係者のみで厳かに行われ、真新しい衣装に身を包んだ甲浦小学校の6年生4人が、約10分にわたって舞を奉納。熊谷穂実さん(11)は「できればみんなの前で踊りたかったけど、扇子も新しくなって、きれいで真っ白な衣装を着て踊れたのでうれしかった」と笑顔で話していた。

 同会の辻弘道会長(81)も「新しい衣装を身にまとっての舞は、私たちを前向きな気持ちにさせてくれた」とにっこり。「来年はぜひ、住民の盛り上がりの中で祭りを開催し、きれいな衣装での舞も披露したい」と願っていた。(板垣篤志)

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