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2021.07.23 08:00

小社会 レガシー

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1964年東京五輪のレガシー(遺産)といえば、東海道新幹線が挙げられる。開会式の9日前に開業した。「夢の超特急」という呼び名が、上げ潮ムードの時代を物語る。

 新幹線の整備計画はもともと五輪とは無関係だったが、共に戦後日本の経済成長を象徴する事業だ。新幹線の開業が早まり、「世紀の祭典と結びついた」(昭文社「東京のトリセツ」)。東京だけでなく全国に高揚感をもたらした。

 57年がたって再び巡ってきた東京五輪。きのう都心を歩いてみた。4連休初日とあってにぎわっていたが、五輪開幕の熱気はないに等しかった。コロナ禍に無観客。街には訪日客も日本人観客もいないから無理もない。開催が決まった2013年には想像もできなかった光景だ。

 そんな中、東京駅前の広場で、カウントダウン時計に人垣ができているのを見つけた。開会式までの残り時間が示されていて、みんな記念写真を撮っていた。都民が五輪気分を味わえる数少ない場所なのだろう。

 振り返れば、混乱の始まりは大会エンブレム問題か。新国立競技場の建設計画見直しや大会組織委員会トップの女性蔑視発言もあった。この数日は開会式関係者の辞任や解任に揺れた。今大会のレガシーは一体何なのか。

 東京五輪がきょう開幕する。コロナ禍に苦しんでいるいまこそ、スポーツを通じて世界が五輪マークのようにつながりたい。それが実現すればレガシーになる。


7月23日のこよみ。
旧暦の6月14日に当たります。みずのえ さる 一白 先勝。
日の出は5時12分、日の入りは19時13分。
月の出は18時50分、月の入りは3時41分、月齢は13.1です。
潮は大潮で、満潮は高知港標準で4時25分、潮位188センチと、18時25分、潮位191センチです。
干潮は11時27分、潮位7センチと、23時48分、潮位104センチです。

7月24日のこよみ。
旧暦の6月15日に当たります。みずのと とり 九紫 友引。
日の出は5時12分、日の入りは19時12分。
月の出は19時43分、月の入りは4時47分、月齢は14.1です。
潮は大潮で、満潮は高知港標準で5時16分、潮位194センチと、19時06分、潮位194センチです。
干潮は12時14分、潮位3センチです。

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