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2019.02.27 17:23

元「ファミマガ」編集長が仕掛人 懐かしのゲーム遊び放題イベント開催

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3月1日(金)~5月6日(月)の期間中、南国市御免町のコミュニティスペース「ごめん・よってこ広場」で、1970~90年代のゲーム機で遊べるイベント「電子遊技場 よってこ」が開催されます。


「ごめん・よってこ広場」は、地元の学生たちが自習スペースとして使用したり、親子連れが遊んだり、近所の人がふらりと立ち寄る、市民にとっての憩いの場。普段から地域の方にテレビゲーム機を開放していますが、イベント期間中はさらにゲーム機の数や種類を増やし、無料で開放する予定。


今回のイベントの仕掛け人である山本直人さんは、人気ゲーム情報誌「ファミリーコンピュータMagazine(通称ファミマガ)」の元編集長。高知市や安芸市で幼少期を過ごし、東京で編集者として活躍した後、ふるさと高知にUターン。昨年4月から南国市の地域おこし協力隊として活動しています。


2代目編集長として手がけたファミマガは、ピーク時には月間100万部超えを記録した大ヒット雑誌。当時掲載していた、「スーパーマリオ」など人気ゲームの攻略法や裏ワザは、山本さんら編集者たちが実際にゲームをクリアしながら見つけ出していたそう。


展示されているゲームで一番古いのは、1975年に登場した「スーパーポン」。外資系メーカー「アタリ」が作ったもので値段が高く、当時の子どもたちにとっては、なかなか手が届かないような存在でした。


お隣に展示してある「ゲーム&ウォッチ」は携帯型ゲームの先がけとして大ヒット。「ゲームだけじゃなく時計の機能をつける事で、子どもが買ってもらえる言い訳になってたんだよなぁ…」としみじみ。他にも「カラーテレビゲーム」や「コモドール」など懐かしのゲーム機が棚にずらりと並んでいます。


1983年に登場したのが1000万台以上を売り上げた大ヒットゲーム機「ファミリーコンピュータ」。85年の「スーパーマリオ」シリーズの登場から人気に火がつき、「どこのお店に行っても売り切れで買えなかった」と、当時のことを懐かしそうに話してくれました。


イベント開催中は、これらのテレビゲーム機のほか、ゲームセンターで見かけるような置き型ゲームも、すべて無料で遊べるとのこと。


置き型のゲーム機は、山本さんが知人に声をかけて集めたもので、取材当日も、「個人で20~30台のゲーム機をコレクションしている」という高知市の男性が、軽トラックでゲームを運び込んでいました。中古で買ったゲーム機を解体し、配線から自分でカスタマイズするというから驚きです。


広場には、昨年5万円ほどで購入したというインベーダーゲームなども。男性は、日本全国に約300人の会員を有するゲーム愛好会のメンバーで、仲間同士で中古商品の情報交換をしたり、ゲーム大会を開いて大人の趣味を満喫しているそう。「もともとゲームセンターでみんなで遊ぶものだから、いろんな人が楽しんでくれたら嬉しい」と話していました。


オープニングとなる3月2~3日の土日には、大型ゲーム機もさらに登場する予定です。同日にはナンコクフェスティバルも開催されるので、南国市でエンタメをどっぷり楽しめる週末を過ごせそう。イベントの詳細は、「ごめん・よってこ広場」のSNSでチェックを。


■ごめん・よってこ広場
所在地:高知県南国市後免町2-3-1
お問い合わせ:088-871-2675
Facebook:https://www.facebook.com/gomen.yottekohiroba/
twitter:さあにん@山本直人 (@sarnin) https://twitter.com/sarnin?s=09
Instagram:https://www.instagram.com/explore/locations/593178089/

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