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2025.12.23 09:00

〈「あんぱん」放送に沸く〉都会でモテモテ?「ほいたらね」土佐弁も人気に―2025高知年末回顧(1)

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NHKの公開生放送番組に出演した今田美桜さん、北村匠海さん(5月24日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」)

NHKの公開生放送番組に出演した今田美桜さん、北村匠海さん(5月24日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」)

 漫画家やなせたかしさんの妻、暢(のぶ)さんをヒロインのモデルにしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」が3月末から6カ月間放送された。県民の関心は高く、せりふに多用された土佐弁に自尊心をくすぐられた人も多かったようだ。ドラマは全国にあらためて高知をアピールする絶好機となり、高知県内観光の追い風となった。

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 ヒロイン・のぶ役は今田美桜さん、夫の柳井嵩役を北村匠海さんが務めた。放送期間中の平均視聴率は26・8%と、2023年に放送された牧野富太郎博士がモデルの「らんまん」の23・2%を上回った。県民の反応の良さは制作陣を喜ばせ、9月初旬に高知市で開かれたファン感謝祭で、今田さんは「高知に支えられた」と感謝した。

 せりふに使われた土佐弁も全国で話題を呼んだ。週の締めにナレーターが言う「ほいたらね」は、今年の流行語大賞にノミネートされたほど。県民からは「出張に行ったら、土佐弁をリクエストされた」「都会で使うたら、もてた」。そんな笑い話も聞こえていた。

 県は「たまるかぁ」「こじゃんと」といった土佐弁ステッカーや、LINEスタンプを作成して県外にもPR。好評だったという。

 観光面での貢献はどうだったか。やなせさんの足跡を伝える、香美市立やなせたかし記念館の入館者数を見てみよう。

 同館は、今回のドラマに…

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