４コマまんが大賞の作品しょうかい✒️　ジュニア部門大賞は「まんが家になりたい」小学５年生

2025.10.29 05:00

４コマまんが大賞の作品しょうかい✒️　ジュニア部門大賞は「まんが家になりたい」小学５年生　

高知新聞社

　高知(こうち)市(し)と横山(よこやま)隆一(りゅういち)記念(きねん)まんが館(かん)がぼ集(しゅう)していた「第(だい)２１回(かい)４コマまんが大賞(たいしょう)」のしんさ結果(けっか)が１０月(がつ)２２日(にち)に発表(はっぴょう)されました。小学生(しょうがくせい)以下(いか)を対象(たいしょう)にしたジュニア部門(ぶもん)の最高賞(さいこうしょう)「フクちゃん大賞(たいしょう)」には、愛媛(えひめ)県(けん)の喜(き)須(す)来(き)小(しょう)５年(ねん)、大本(おおもと)しきさん（１０）＝ペンネーム＝の「ぼくのお母(かあ)さん」、一(いっ)ぱん部門(ぶもん)には大阪府(おおさかふ)の会社員(かいしゃいん)、中川(なかがわ)桂(けい)さん（２６）の「ええアイデア」が選(えら)ばれました。南国(なんこく)市(し)の岡(お)豊(こう)小(しょう)と高知(こうち)市(し)の五台山(ごだいやま)小(しょう)が学校(がっこう)賞(しょう)を受賞(じゅしょう)しました。

　この賞(しょう)は、やなせたかしさんの提案(ていあん)と資金(しきん)の助(たす)けを受(う)け、２００５年(ねん)に作(つく)られました。しんさ員(いん)は、漫画家(まんがか)の矢野(やの)徳(とく)さんと、くさか里樹(りき)さんです。
　今年(ことし)は両(りょう)部門(ぶもん)合(あ)わせて４５都道府県(とどうふけん)と台湾(たいわん)、オーストラリアの１４０５人(にん)から１７７０点(てん)が寄(よ)せられました。

　ジュニア部門(ぶもん)大賞(たいしょう)の大本(おおもと)さんは「家族かぞくや学校(がっこう)の何(なに)げない日常(にちじょう)から面白(おもしろ)い出来事(できごと)を見(み)つけてかくことが好(す)き。将来(しょうらい)まんが家(か)になりたいので、飛(と)び上(あ)がるくらいうれしかったです！」とコメントを寄(よ)せています。

　上位(じょうい)３賞(しょう)（フクちゃん大賞(たいしょう)、高知(こうち)市長(しちょう)賞(しょう)、やなせうさぎ賞(しょう)）の作品(さくひん)と、全体(ぜんたい)のしんさ評(ひょう)をしょうかいします。

【しんさ評(ひょう)】多様(たよう)な作品(さくひん)　いろんな刺激(しげき)

　ほっこり系(けい)、ズバッとするどいものなど多種多様(たしゅたよう)な作品(さくひん)が集(あつ)まり、いろんな感覚(かんかく)をし激(げき)されまくりました。
　４こままんがは難(むずか)しいです。でもみなさんきちっと、しかも明(あき)らかに楽(たの)しんで創(つく)り上(あ)げていらっしゃいました。かたの力(ちから)をぬいて楽(たの)しめばいいんだな、とあらためて教(おし)えていただきました。

　子(こ)どもたちからたくさんたくさん応(おう)ぼがあったことがうれしいです。当落(とうらく)は別(べつ)にして、４こままんがをかいたときの得えも言(い)われぬ気持(きも)ちを大切(たいせつ)に、これからもまんがをかき続(つづ)けてほしいです。