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2025.08.04 21:37

抗がん薬5倍処方、患者が死亡 宮城県がんセンター、遺族と示談

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 宮城県立がんセンター(同県名取市)は4日、血液がんの高齢患者に対し、主治医が抗がん薬を本来の5倍の量処方して患者がその後死亡したと発表した。薬の副作用が原因とみられ、病院側は医療ミスを認めて遺族と示談した。


 病院によると、患者が2023年7月に抗がん薬の治療を始める際、主治医は電子カルテに1日1カプセルと入力すべきところを、誤って1日5カプセルと入力した。調剤した院外の薬局も疑問点を医師に確認せず薬を渡した。


 同年8月に容体が急変して処方ミスが分かった。病院は「薬剤の副作用の白血球減少により敗血症性ショックを発症した」と説明。患者は同月死亡した。

(c)KYODONEWS

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