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2025.01.15 08:41

自衛隊揚陸艇が海上輸送訓練 東洋町・生見海岸 南海トラフ地震で孤立想定

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重機や車両を運び込むため上陸する海上自衛隊のLCAC(東洋町の生見海岸)

重機や車両を運び込むため上陸する海上自衛隊のLCAC(東洋町の生見海岸)

 南海トラフ地震を想定した自衛隊の防災演習「南海レスキュー」の一環として14日、東洋町の生見海岸でホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)の上陸訓練が行われた。昨年1月の能登半島地震で孤立地域が多数発生したことを受け、発災直後の人員や物資を輸送する初動対応がテーマ。高知県沿岸にがれきを撤去する重機などを海上輸送する動きを確認した。

 「南海―」は、本州と四国の2府19県を統括する陸上自衛隊中部方面隊が2013年度から実施。6年ぶり8回目となる今回は13~17日の日程で、陸海空の自衛隊員や自治体、通信会社などの約1万1千人が参加し、艦艇7隻、航空機32機が運用されるという。

 この日、徳島沖に停泊した海上自衛隊の輸送艦「くにさき」を拠点に、通信事業者の車両などの輸送を実施。沖からやってきたLCAC2隻が、水しぶきを勢いよく上げて生見海岸に上陸し、自衛隊員らによって重機や車両がスムーズに陸揚げされた。

 訓練に参加した陸上自衛隊第14旅団第14施設隊小隊長の小原樹月さん(26)=高知市出身=は「能登半島地震で海上輸送の必要性を感じ、緊張感を持って訓練に臨んだ。災害発生時も迅速に対応できるようにしたい」と話していた。

 本県ではこのほか、15日に東洋町の津波避難タワーに取り残された要救助者をヘリコプターで救助し、高知大学医学部に搬送する訓練などを行う。

 演習と連携する形で日米共同統合防災訓練も14日から行われているが、防衛省統合幕僚監部によると、本県での米軍の参加は予定されていないという。(板垣篤志)

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