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2024.06.26 08:42

佐川町産リンゴのシードル誕生! 土本果樹園の果汁で井上ワイナリーが開発 高知県

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佐川町産のリンゴを使ったシードル(佐川町二ツ野の土本観光果樹園)

佐川町産のリンゴを使ったシードル(佐川町二ツ野の土本観光果樹園)

 佐川町二ツ野にある土本観光果樹園のリンゴ果汁で造った醸造酒「シードル」を、井上ワイナリー(香南市野市町大谷)が開発し、限定300本を販売している。有機堆肥で育てた「ふじ」を使い、すっきりとした味わい。同園の土本誠さん(49)は「こだわりを持って育てたリンゴを使ってもらった。多くの人に楽しんでもらいたい」とアピールしている。

 同園は、化学肥料を使わずにふじやジョナゴールドなど20品種のリンゴなどを育て、観光客にリンゴ狩りを提供している。県産の果物を使った酒造りに取り組む同ワイナリーが昨秋、シードルの商品化を提案。元々、リンゴの酒ができないか、思案していた土本さんが約400キロを提供し、今月中旬に完成した。

 商品コンセプトは「リンゴの甘みや香りが体に染み渡るシードル」。優しく、甘みと酸味のバランスが取れた味と香りが特徴だ。発泡性でアルコール度数は6・5%と控えめにした。

 750ミリリットル入りで2750円。同ワイナリーのほか、高知市では、ひろめ市場にある「土佐の地酒市場 西寅」や鬼田酒店で購入できる。同ワイナリーの担当者は「お酒が苦手な人でも飲みやすい。しっかり冷やして楽しんでほしい。今後もシードルを造り続けていきたい」としている。(乙井康弘)

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