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2024.06.24 08:38

災害史伝える架け橋に 高知城歴史博物館学芸員 水松啓太さん(25)高知市―ただ今修業中

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「災害史は研究者だけが知っていても意味がない。どう地域に伝えるか」(高知市浦戸)

「災害史は研究者だけが知っていても意味がない。どう地域に伝えるか」(高知市浦戸)

 大地しん有時(あるとき) 津浪入(いる)と心得(こころう)へし―。

 高知市浦戸の神社。境内の縁に立つ石柱の文字をするすると読み上げる。「大地震の後は津波が来ると肝に銘じておけ、ってメッセージです」

 教訓は、1854年の安政地震を受けて石に刻まれた。そこから92年後、昭和南海地震に遭った人々がその文字に赤色を差したという。

 「自分の人生では出会わない過去の人たちの思いを、未来へつなぐ。この仕事に就いたら、時代の架け橋になりたいと全員が思ってるはず」

 県立高知城歴史博物館の学芸員になり、…

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