2024.06.08 08:40
「家」から「人」へ―罹災証明という壁(下)能登が問う高知の今

液状化で床がずれ、砂が噴き出た商店(石川県内灘町)
4月下旬、液状化の被害が深刻な石川県内灘町の西荒屋地区を訪ねた。古い雑貨店のシャッターをくぐると、床のコンクリートは割れ、砂が噴き出ていた。
建物ごと沈んだせいか、天井が低く感じる。カウンターの暗い照明の下、男性店主(74)がぽつり話す。「店は『半壊』って判定された。けど、お金は出んと言われましてね」
被災者生活再建支援法の支援金は、罹災(りさい)証明書が示す「住宅」の損害に応じて支給される。「店舗」は仮に全壊しても対象外だ。…





















