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2021.03.03 08:14

消えていた炎~限界の山里で~(1)「家がない」「熱もなかった」

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焼け落ちた家。誰も火災に気付かなかった(仁淀川町別枝)

 誰も気付かないうちに家1軒が全焼し、救助も来ないまま1人が亡くなった。過疎の山里に深い衝撃を走らせた〝孤独焼死〟。その背景を取材した。

 2月10日。高知県吾川郡仁淀川町別枝に、まぶしいほどの冬晴れの朝が訪れた。前日には土佐三大祭りの一つ「秋葉まつり」が始まり、静かな山里は一年で最もにぎやかな季節を迎えていた。

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