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2021.01.11 08:33

追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(8)他にはない仕組み

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 高知県のシラスウナギを取り巻く状況は、1970年代の「ゴールドラッシュ」と、ハウス養鰻(ようまん)の普及で激変。大金が動く「光」と密漁が横行する「闇」が生まれ、今に続いている。

 その構造にさらに迫る上で、シラス独特の採捕ルールを整理しておきたい。

 ■ 

 シラスの採捕は、国が許可するカツオやマグロなどの漁とは違い、各県が漁業調整規則でルールを定める。所管する高知県漁業管理課も「こんな仕組みは他にない」と言うほど、複雑で難解だ。

 そもそも県の規則は、資源保護のため、21センチ以下のウナギを採るのを規則で禁じている。5~6センチのシラスは採ってはいけないことになる。

 一方で規則は、…

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